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個別記事の管理2012-09-02 (Sun)
ブラック・スワン』 個人的評価:★★★★★



あらすじ
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないものの、狡猾で官能的な黒鳥を演じることに不安があり・・・。
(以上、こちらより引用)

以下、ネタバレ含む簡単な感想。

感想
先月末くらいになっちゃうんだけど、夫くんがレンタルして来て
基本洋画には興味無いのでわたしは寝ることが多いんだけど、
これは超話題だっただけあって知ってたし、わたしも観たくて
久しぶりに一緒に観た映画(最近週末はわたし眠いのよー汗。)

さて、一言で言うなれば「面白かった!」です。 そのまま?
最初から最後まで、すーっとのめり込んで観てしまったよ。
〝ひとごと”として観られる部分と、自分の内部に取り込んでから
咀嚼して観る部分とのバランスが丁度良かったと思う。

バレエが絡むし、バレエやバレリーナの世界を垣間見る部分では
そこまで同じ立場に立たずに距離をとって観ていられるし、
嫉妬や葛藤など人間心理の部分は、どうしても自分に取り込んで
色々と考えながら観る必要があったと思うんだけど、
どちらかに偏り過ぎていないから、同じペースで観ていられた。

とは言え、黒かったなあーーー ライトには観られない映画。
光と影、生と死、表と裏、完全な美と儚さ などなど、
相反するものが多く描かれていて、無常を思わされる。

普段フツーに生きていても、闘いや葛藤って勿論あるんだけど
ああいう芸術や才能の世界って、すごくそれが顕著だなと。
美しいから、余計に怖い。 女=怖い、とも思えてしまう。

努力すれば何でも叶う、なんてキレイごと過ぎて吐き気がするけど
生まれ持った素質とかって、もうどうしようもないなと。
努力してある程度までは持って行けるとは思うんだけど、
それ以上のものを得るとなると、かなり大変な話だよね。

わたしは中学までピアノを本格的にやっていたのだけれど、
毎年コンクールの時期になると、幼いながら心臓縮んでたわ。
努力して猛練習して、楽譜通り完璧に弾くことができても、
「表現力」という言葉の前に、何度も何度も悩み転んだな。
1人しか先に進めないコンクールに何度も何度も敗れては、
「表現力って何よ」と、得体の知れない黒い魔王みたく思ってた。

まあ、そんなわたしの世界は比べ物にならないレベルだけど、
この映画の中で描かれるバレエの世界、ホント壮絶。
思うに、ひとと闘うのって楽だけど、自分と闘うのってキツイ。

誰かに勝つ、というのは勝つ基準がわかりやすかったりするし
(点数だとか座を得ることだとか。 ひとが決めてもくれるし。)
だけど、自分が自分と闘うって、孤独でエンドレスなもの。
どこまでも許せないし、どこまでも追い詰めていってしまうし、
彼女はだから死でしか完成できなかったんだろうなと。
(完成したというより、完成したと自己完結できるという感じ。)

美しいし、死もある意味美しかったとは思うんだけど、
彼女はやっぱりただの白鳥でいて欲しかったな、 とね。
んーーー人間心理に共通のものが描かれていただけあって、
感想を言葉にできないのだけど、とにかく観る価値アリ。
前評判で「観るとおちる」の声が多くて少し抵抗もあったけど、
思っていたよりは引きずらなかったな。 防衛本能?笑

ちなみに、見終わった後はついつい手をバレリーナ風に
しなやかに動かしてしまいました。 あれ、わたしだけ?
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Theme : DVDで見た映画 * Genre : 映画 * Category : ∟えいが。
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