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個別記事の管理2011-09-19 (Mon)
蛇のひと』 個人的評価:★★★☆☆



あらすじ
陽子(永作博美)が出社すると、部長(國村隼)が自殺し、おまけに課長の今西(西島秀俊)までが行方不明で会社はパニックに陥っていた。部長の葬儀を済ませた後、彼女は副社長に呼ばれ、今西に会社の金を横領して逃亡した疑いがあると告白される。陽子は上司である彼の行方を捜すよう言い渡されるが、その足取りはなかなかつかめず・・・。
(以上、こちらより引用)

以下、ネタバレ含む簡単な感想。


感想
昨日、夫くんが借りて来たので一緒に観た作品。
「なこちゃんがすきそう」と邦画を借りて来てくれる夫くんだけど
どの作品もわたし観たことがあるものばかりという・笑。
うれしいし構わないので、2度目ながら観ました。

WOWOWシナリオ大賞を受賞した作品を映画化したものらしい。
それだけあってか、確かにストーリーは面白かった。
静かで淡々としているのに、次第に深みにはまっていくの。
映画と呼ぶには物足りないけど、ドラマとしては十二分。

今西さんの設定がとても魅力的で上手くできてると思った。
関西出身のあの関西弁が、また良かった。
狡賢い感じがよく出てたし、何となく奇妙に思えたし。
西島さんのどこか掴めない雰囲気がもう最高にマッチしていて
笑ってるのに目が笑ってない感じとか、まさに今西さん!

いちばんの山場はやっぱり浄瑠璃に関する今西さんの過去が
板尾創路演じる幼なじみに明らかにされていく場面。
あの話で今西という男の人生がリアルに感じられるし、
ただの恐怖とかじゃなく、憐みなどが混じっていって
これは狂気でもスリルでもサスペンスでもなく、
「人間」を描いた話なのだ、と思うようになる。

誰のこころにも蛇がいる、というような結論なのだけど
今西ほどじゃなくとも、確かにわたしにも蛇はいる。
みんなそうやって蛇を眠らせて付き合ってるんじゃないかと。
蛇を育てたり使おうと思うと、今西みたくなるのかな。
陽子が最後に自分の蛇に気付いたあたりも、良かった。
結局、人なんてよくわからないものなのでしょうね。
自分自身さえ自分をわかっているかどうかなんて不明だもの。

何かを考えさせられるというよりは、割とさっぱり観られた。
それだけ今西という人間の設定がよくできていすぎて
彼の人生を物語として観ていた、という感じの作品でした。
劇団ひとり演じる漫画家くんの存在が唯一の希望だし、
そういう人をちゃんと存在させるあたり、また憎い設定ですね。
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