個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2011-09-11 (Sun)
クワイエットルームにようこそ』 個人的評価:★★★☆☆



あらすじ
佐倉明日香(内田有紀)は28歳のフリーライター。ようやく手にした署名コラムの執筆は行き詰まり、同棲相手ともすれ違いが続く微妙な状態。そんなある日、明日香は気がついたら、真っ白な部屋のベッドに拘束されていた。やってきたナースに「アルコールと睡眠薬の過剰摂取により、丸2日間昏睡状態だった」と説明されても、記憶があちこち欠如した明日香は戸惑うばかり。だが非日常的な空間で見知らぬ人々と出会ううち、明日香の中で何かが変わり始める・・・。
(以上、こちらより引用)

以下、ネタバレ含む簡単な感想。

感想
昨日、あまりに暇だったのでGyaOで見つけて観た映画。
と言っても、この作品は数年前にDVD借りて観たから2度目。
脚本・監督を務める松尾スズキ氏、わたしすきなんですよね。

ぶっとんでいるようで、ある意味リアルなストーリー。
ただ、引き込まれるまでに前半3分の1くらいは微妙かも?
良い感じのシュールさとコメディ感を出したいのかも知れないけど
それが寒いというか、やり過ぎというか、少しキツかった。
ただ、3分の1くらいを過ぎると、一気に波に乗れる感じ。

ぶっとんでるように思える明日香も、閉鎖病棟だとマトモ。
結局、誰がおかしいかなんて不安定な基準なんだと思う。
ODとかリスカとか摂食障害とか、行動は極端なんだけれど
誰だってその入り口は持ち合わせているんじゃないかと。
そして、その入り口に突入しちゃったら、そこからは闘いで。
「どうして?」と「どうすれば?」の繰り返し。

数年前まで、わたしも明日香側の人間だったからね・・・懐。
今となってみれば、理由とか何となくわかる気がするけれど
当時は「どうしてわたしが?」と苦悶していたし。
ヤバかったなあ、と今でこそ客観視できるけれど、
それこそ当時は摂食障害もお薬依存も、ナチュラルだったの。
その中で生きるしかなかったし、わたしの毎日がそれだった。
周りからは心配されたし、きっと偏見だってされたんだろうけど
それでもわたしはわたしでいるしかなかった苦しい日々。

だから、この映画の閉鎖病棟の患者達も、本当は「普通」で。
ただ、その今を生きるしかないんだよね。 すごく辛いけど。
「不幸を食べて幸を吐く」というミキ(蒼井優)の台詞どおり
かなり自分に辛い生き方をしてはいるんだけれど。

絶対にきっかけがあってその世界の入り口を開くのだから、
紐解いていけば明日香のように元に戻れるとは思う。
ただ、明日香の場合2週間って早くね?笑 とも。
入院したことのないわたしですら数年かかったのに、
たった2週間で世界が明るく変わるってのは、ちょっとなあ。

閉鎖病棟がどういうものか、本でしか読んだことがないけれど。
入院経験のある知人曰く、結構あれはリアルに近いらしい。
そう考えると、よく描かれていたんじゃないかと思う。
非日常な日常。 スゴイ人達の集まり。
ただ、スゴイ人達なのに、完璧には軽蔑なんてできない。
憎み切れないキャラばかりだったのが、これまたなんとも。
(少なくとも、この映画の中の閉鎖病棟に関しては、ね。)

キャストもまた味のある濃い人達を集めたなあ、と◎
蒼井優は本当に拒食症みたいに見えたもんなあ。
確かこの頃、この役作りのためにダイエットして痩せたのを
芸能ニュースとかでよく「拒食症か」と言われてたな・笑。
大竹しのぶも役に負けてないし、中村優子がとてもすき!
透明で壊れそうで儚い感じの女性が、彼女にはとても似合う。

わたしからすると、経験上他人に思えない映画だけれど
そういう経験がない方が観ると、どう映るものなんだろう?
今は恐らく普通側のわたしは、両方の目で観られるけど
あの頃のわたしには、この映画はちょっときつかったかも。
みんながみんな、明日香のように戻れるわけではないしね。

色々なひとが生きているなあと思うの、本当に。
関連記事
スポンサーサイト
Theme : DVDレビュー * Genre : 映画 * Category : ∟えいが。
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。