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個別記事の管理2011-11-10 (Thu)
八日目の蝉』 個人的評価:★★★★☆



あらすじ
子どもを身ごもるも、相手が結婚していたために出産をあきらめるしかない希和子(永作博美)は、ちょうど同じころに生まれた男の妻の赤ん坊を誘拐して逃亡する。しかし、二人の母娘としての幸せな暮らしは4年で終わる。さらに数年後、本当の両親にわだかまりを感じながら成長した恵理菜(井上真央)は大学生になり、家庭を持つ男(劇団ひとり)の子どもを妊娠してしまう・・・。
(以上、こちらより引用)

以下、ネタバレ含む簡単な感想。

感想
一昨日夫くんが借りて来て、夜に一緒に観た映画。
親友くんがおススメしてくれたから借りたらしいのだけれど、
わたしはもともとこれ観たかったから、親友くんナイスでした!

角田光代の小説が原作だから、ストーリーはもちろんのこと
撮り方もしっかりしていて、最初から安心して観られた。
過去と現在、希和子と恵理菜の人生のシーンの切り替えが
上手い具合に混ぜられながら描かれていて、のめり込めた。

上手く言えないのだけど、大きかったなあ・・・。
色々な人生があって、わたしももちろんそうなんだけど
「どうしてわたしが?」と思うことって、すごくあるわけで。
しあわせになりたいのに、なれないのはそのせいだ、とか
生まれた環境を選べないのは不可抗力だし、それじゃあ
一体自分が今こうなっていることを誰を恨めば良いの? とか。
多分、ひとってそういう葛藤を抱えながら生きているわけで。

自分は生まれながらに誘拐されて、そのひとをお母さんと思って
だいすきになって一緒に生きてきたというのに。
それを引き離されて、本当の親のもとに戻されたところで
4歳にもなる子がいきなり愛情の矛先を変えられるわけがない。
だけど、本当の親にしてみればそれはものすごい不幸と苦悩で。
誘拐は明らかに犯罪だけど、誰が悪いとも良い切れなかった。
(唯一悪いとしたら、不倫した父親だけどねー!)

蝉って7日間で死んでしまう生き物だけど、もしも8日目まで
生きられる蝉がいたら、その蝉はとても不幸だって。
みんな死んでしまうのに、自分だけはまだ生きているという
いわば異質な境遇に立たされたその蝉は不幸だって。
ひとりぼっちだし、どうして自分だけ? と思うんだろう。

だけど、そうじゃなくて、その蝉は本当はしあわせだって。
8日目じゃないと見られない景色や世界があるかも知れない。
自分は他とは違ってしまったけれど、だからこそ自分だけが
知っているキラキラしたものやきれいなものがある。

って、恵理菜が最後にそれに気付くシーンがすごく大きい!
希和子という女が自分を誘拐しなければわたしは・・・と
希和子をどこかで恨んだりしながら生きてきたけれど、
振り返ったら、希和子は自分に沢山の愛情をくれて
間違いなく、だいすきな「お母さん」だったわけで。
自分は8日目の蝉しか知ることのできない愛情や世界を
そんなお母さんに与えてもらったんだって、そう思えたこと。
その瞬間、恵理菜の人生って確実に変わったと思う。
声をあげて泣いた最後のシーン、わたしも泣いてしまったよ。

親が子を想う気持ち、それは全てとてつもない愛情。
「この子に色々なものを見せてあげたい」という想い、
わたしも母親になろうとしている今、すごくわかる。

恵理菜は普通ではない境遇に引きあわされてしまったけれど、
彼女も、どこかにいる希和子も、本当の親もみんなが
少しずつ少しずつ、しあわせになって欲しいと思った。

あと、主題歌(中島美嘉の『Dear』)が秀逸過ぎる件!
もちろん映画を意識しての歌詞だろうからぴったりなんだけど
メロディと編曲も素晴らし過ぎた。 エンドロールぐっとくる。
こういう素晴らしいうたがもっと売れれば良いのに、とか思う。
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